あたたかな夢を見ていたあなたのようになりたくてそう願った途端長かった首はすっと短くなりふたつの翼はずっと器用に使えた穏やかな時間の中で真心をこめた純白の羽がなくなるころに突然、わたしの夢は終わってしまったたったひとつの約束さえあなたが守ってくれたならきっといまでもあの小さな部屋でぱたん、ぱたんと。
12/4/2024, 11:16:44 AM