『またね!』
まって…!
いかないで…、
※ ※ ※
そこで目が覚めた
『またね!』
そう言ったのは、幼少期のわたしだ
あの頃は、今みたいな感じだったろうか、、
いや、違う…、こんなんじゃ、なかった…
昔は、
"普通"に二人とも笑い合ったり、"普通"に喧嘩したり
そんな夫婦だったはず…、
でも、もしかしたらあの頃から、もう、
歪み初めてたのかもしれない
今、お母さんはありえないほどお父さんを嫌悪している
お父さんを見るたび、静かに眉間にシワをよせる
触れることすら、喋ることすら拒んでいる
そして、お父さんの愚痴を、わたしたちにたくさん流す
正直、お父さんの方が悪いことの方が多いし、お母さんはたくさん我慢してきたんだと思う
それでも子供ながらに、両親には仲良くいてほしかった
せめて、まともに話すぐらいには…、
今は…、二人が話すと、ほとんど会話にならない
すぐに言い合いになって…、いや、言い合いと言うよりは、お互いを貶し合う…みたいな、
子供からすると、もちろん、とても見ていて、気持ちいとはいえない
せめて、普通の言い合いをしてほしいと、思う
最初は、それでいいと思ってた
これが、わたしたちなんだって…
でも、正直、もうつらい…、
夜、お父さんとお母さんを見るたびに、
わたしはつらい、泣きたくなる
今だって…、、、
『またね!』
まって…、いかないで…、、、
あの頃に戻りたい…、
これが家族にバレたらやばいなぁ…、、、
でも、たまには私情を書いてみたい…
3/31/2025, 1:40:45 PM