春爛漫
春は花が咲き乱れる。
地に咲く花…例えば、チューリップやネモフィラ。花畑なんてのも、春の風物詩に当たるだろう。
とはいえ、春の花といわれて日本人が思いつくのはまず「桜」だと思う。山や、そこらかしこに桃色が咲き乱れる。木が、山が、桃色に染まるこの季節は好きだ。
だが、桜の寿命は短い。「綺麗だ」「美しい」と人々に賞賛され、観賞された桜も、1ヶ月も経てば誰も見向きもしなくなる。なぜなら、花が落ち、物珍しく美しい「桜」から緑色の、ごくありふれたただの「木」に変わるから。また来年まで、誰の目にも留まる事はない。
一年に一回、短期間だけ。桜はその役割を果たす。
春は出会いと別れの季節で、桜はその出会いも別れも見守ってくれて、教えてくれる。そう思うと、桜は春を知らせる大事な役割があるのかもしれない。
桜は、寿命が短く可哀想とも時々思う。だが、だからこそ儚く、美しいのかもしれない。
ー
少し趣向を変えて桜について最近よく考えることを書いてみました。こんなの文を書いてるこの季節ですら、すでに桜は葉桜に変わりつつありますね。
4/10/2026, 2:46:56 PM