ホシツキ@フィクション

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午前2時38分、今私は娘のミルクの時間を終えたところだ。
6ヶ月になりありがたいことに娘のミルクの時間は夜中に1度くらいになった。

もちろんちょこちょこと寝言を言っていたり、
一瞬だけ泣いて、またパタッと寝たりすることがあり、
その度に起きてしまうが…。

同じ月齢の子を持つ他のママさんと比べると
かなり楽だろう。


それにしても、娘は可愛い。
なんだこの可愛いぷにぷにした生き物は。

私は思わず寝てる娘のほっぺたを指でつつく。
娘は大爆睡だ。
なにせ昼間は本当に寝ない。寝たとしても30分程で起きてしまう。
その分こうやって夜爆睡してくれるからいいのだが、
もう少し昼間も寝てくれた方がありがたい。

『そういえば来週は初めてのママさん会だ』

空になった哺乳瓶を持って寝室を出て、リビングにある
カレンダーの予定表を見る。
児童館で知り合ったママさん達だが正直あまり乗り気ではない。
でも付き合いもあるので仕方がない。

きっとこの先ずっと幼稚園、小学校、中学校……と
人は変われどママさん会のようなものはあって、
特に仲良くない人とも関わらないといけなくなるのだろう。

『はぁ…』と思わずため息をつく。

元々“ママ友”ということにいい印象を持っていない上に、
人付き合いが苦手だから本当に億劫で仕方がない。



ふえぇん、と寝室から娘のぐずり声が聞こえてきた。
慌てて寝室を覗くと娘がうつ伏せから上半身を持ち上げて、
パタッとまた寝た。


また起きるかもなあ、と思いつつ急いで哺乳瓶を洗い、
寝室へと向かった。


『あと6日か…』

それまで私は娘と昼間遊ぶ。
ママ友付き合いが本格的にスタートするまでの
束の間の休息だ。

娘を仰向けに戻してから、私はまたベッドに戻った。


【束の間の休息】〜完〜


自分と近い価値観を持つママ友とだけ付き合いたいし、
私はむしろママ友要らない派ですヾ(o´▽`)ノ ハーイ
付き合いに悩む時間を子どもに割きたいです。

いつも♡︎ありがとうございますm(*_ _)m!

10/8/2022, 5:55:24 PM