月光の下、鈍く光を乱反射する青く透明な記憶のかけらその残響は虚しく響き未来は未だ過去に囚われる太陽を失った、私たちの世界終わりは近く、祈りは絶えたそれでもまだ、遠い夜明けを夢見て走るあなたの松明のような光!それは私たちの唯一の恒星だった私は過去を夢みているのだろうかそれとも未来を時の隙間から垣間見ているのか蒼い蒼い月の海にクリスタルでできた記憶の砂浜私はひとり、波打ち際で静かにその時を待っている「クリスタル」
7/2/2025, 5:45:39 PM