John Doe(短編小説)

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君が微笑むためなら


僕はとても不器用で
朝日にその日のゆくえを占う

僕はひとりぼっちで
夕日にその日の過ちを嘆くんだ

ドアを開けたら見渡す限りの未来
だけど、そこに君がいないと撃沈する

君が微笑めば
春がやってきて、粉雪は溶けてしまう
君が微笑めば
虹のような心が、僕の怒りを鎮めるんだ

だから君が微笑むために
僕は坂道で自転車を漕ぐ
そして君が微笑むために
僕は鉄棒で逆上がりをしてみせるよ

ハーモニカを奏でるよ
君が微笑むように

2/10/2026, 1:52:30 PM