「君を鳥かごの中に閉じ込めていたいよ。」君は儚く笑って、僕に言ったんだ。「何も言わなくても、君のものさ。」そう、君に言い聞かせるように言ったんだ。「だって君は、いつも違うことを考えてるでしょ」君は視線を落として言ったんだ。「そうかな?」僕は君の顔を見て、そう言ったんだ。「君のこと、たくさん見てるからわかるんだよ。」あれ、君はどれを言ったんだっけ。この会話は、どっちから始まったんだっけ。7/25
7/25/2022, 11:33:36 AM