これは、私が小学生の頃の話
私が、小六になって間もない頃
新しいクラスメイトの子に恋をした
その子は、目が見えなくて、
貧弱で、補聴器を付けてて、
とにかく可哀想だった
それだからか、いつも補聴器を取られて
聞こえないと思って悪口を沢山言われてた
もちろん目が悪いってことから
イスを取られたり、杖を奪ったり、
壊されたりしてた
私は、可哀想だと思ったが、いつも虐めてるのは、
村じゃ、知らない人はいない村1番の悪ガキ
だから、止めたら何されるか
分からない、もしかしたら次は
私が虐められるかもしれない
そしてあっという間に1年がたち季節は春
明日が卒業式だ
私は、未だにあの虐めを止められていなかった
そして、その日の夜中事件は起きたその子は虐めに
耐えられなくなり死んだしまった
結局虐めは止められなかった
それに告白も出来なかった
世界は残酷だ
そして今に戻る
私は、大人になり、好きな人が出来た
好きな人の事を思い出すと最初に必ず
あの子が出てくる
そして必ず思い出したら言うことがある
[あの時、守ってあげられなくて
ごめんね]
二度と届かない、いいや届くことの無い言葉
6/17/2025, 11:03:57 AM