黄桜

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私は、自分が生きている道を作るのではなく完成してから通りたい。
未来は見えない、誰にも分からない。だから、そんなものにいつまでも気を向けすぎるなと言われるのではないかとビクビク怯えてる。
でも、完成している道路は違う。自分の思い描いた道はもう既に作り終えて変化はない。これは、既に過去だから。

私は、未来に怯えている。まだできていない道を君達は車で通るか?

よっぽどの馬鹿でもない限り、未完成の道路を通るやつは居ない。そもそも、現実なら規制線が引かれるから通ろうにも通れない。
ルールを破ることに躊躇のない馬鹿野郎なんかは、気にしないだろうがな。

「幸せに」

温かい夢を見ている、過去は冷たいから。
私は夢を見ているのでは無い。
現実を夢で置き換えているだけ、未来だけが怖いのだ。
過去は乗り越えられない、進むしかない。
私は過去に囚われているのだろうか。現実を夢見て歩き続けてる。
未来を夢見ることはできないけど、ゆっくりと歩みを進める。
道が未完成な道は行かない、完成されている道をただゆっくりと歩く。
決して足場を踏み外さないように。


過去は冷え、現実は生ぬるく、未来は乾いてないコンクリート、幸せになるには何処に行けばいい。

お終い

4/1/2024, 8:00:02 AM