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良いお年を

薄暗い部屋でチカチカ点滅する、まあるい蛍光灯を眺める。今年はもう終わる。やり残したことなんぞは、できたことを数えた方が早いだろうほどにある。缶チューハイとスーパーで買った半額シールのついた弁当を袋から取り出して机に並べる。あいにく今年も年越しを共にするような仲の友人や恋人は作れなかったから、ひとりきりで寂しくいつも通りの夜を過ごす。テレビに映る歌手達は、流行についていけない自分は誰一人と知らない。昔はもっと楽しみだったような気がする。年が明けるのが。初日の出を楽しみにして、オールしようと心に決めて、年越しそばを食べていた。明日になったら新しい一年が始まるなんてとても実感湧かないし、いつもの日常と何ら変わらない。まあ、それでも年は越すのでどうにか実感を持たざるを得ないのだが。あー嫌になる。このまま過ごして寿命まで過ごしたら、なんの実りもない人生になりそうだ。人間、どこかでやる気を出す必要があるんだろう。どーにかなれーてか、どーにかしてくれ

12/31/2025, 11:37:38 AM