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たとえ間違えだったとしても
あの時あの場所で巡り会えたこと、
長い長い夜を乗り越えようとしたこと、

私は星になっても忘れない。

君はいつもぽつんと立つ私の前に
どこからともなく現れて
優しく手をひろげてくれるのだ。

だけど今日の夜はいつもとは違って
私が君を追いかけ続けた、

また君と一緒に朝を迎えたい
そう願ったから

息を切らしている私の目の前で
君はいつも通り手をひろげることなく
私の目の前から
意図も容易く姿を消した

「ああ、終電を逃した」

4/23/2024, 8:35:14 AM