(お題無視)
七夕の夜、流れ星が降り注ぐ中、僕は彼女を失った。突如として彼女は消え去り、僕たちが「ずっと一緒だよ」と誓い合った約束も、一瞬で破られた。
笑い合って幸せに暮らすはずだった僕たちの未来は、現実が甘くないことを思い知らされた。神様に願いを込め、彼女を蘇らせることを願ったが、その願いは届かなかった。
最低だよ、神様。願いが叶わないなんて。
彼女は僕に、たくさんの愛を注いでくれた。生きているうちにそれを伝えられなかったことが、今になって悔しくてたまらない。
もう一度やり直せるなら、僕は彼女に愛を伝え続ける。大切さに気づくのが遅すぎたことを、心から謝りたい。
君からの「大好き」を裏返しても、僕は大好きだった。彼女がいなくなって、初めて気づいた愛の大きさに、心が震える。
いつか君のことを忘れる日が来るのか。怖いな。
こんなにも大好きなのに。
あれから何年たったんだろう。
そろそろ他の人と結ばれた方がいいんだってわかってる。もう前を向いて進まなきゃ行けないこともわかってる。
でも君と一緒にいた日々を思い出すと胸が苦しくて前を向いて進むなんてできないよ。
君のもとへいくことも考えた。でもね僕はそっちに行けない。
だって、僕がここに残らないと君のことを覚えていてくれる人が居なくなっちゃうでしょう?
1人にしてごめんね。
でも覚えていたいから。忘れたくないんだ。
だっせって、笑っていいから。
もし僕が君を忘れてそっちに行って君に再会出来たなら君が僕にかけた呪いを解いてね。
7/14/2023, 10:53:46 AM