甘え過ぎちゃったみたい
彼は本当に優しかったの
私がダメにしちゃったみたい
ごめんなさいね、なんて言わないから
許さないでねいつまでも
そしていつか忘れてくれればと思うわ。
悲しくなってきたわ
彼の優しさには驚くのよ
本当は思い出してくれると嬉しいの
ごめんなさいねって言いたいのよ
でも思い出は思い出よ
心のささくれみたいなものなの。
夢にあなたが現れたわ
忘れられないのは私の方みたい
ずっとわかってたのよ、だって。
ごめんなさいの変わりに一つだけ
赤い葡萄酒に例えるなら若すぎたの
私の好みなんだけど。
時間はゆっくり流れるの
生き急ぐ程に消えずにいる
馬鹿な女って最悪だわ
ごめんなさい本当に愛してたわ
あなたは何も悪くないのよ
でも最後にごめんよだなんて
それ以来あなたとのLINEは開けない小説
巡り捲るだけの小説
9/1/2024, 1:35:49 PM