虹がかかったのを見る時の、あのときめきは何だろう。何色かの色が重なって、薄く透ける感じが美しいからだろうか。すぐ消えてしまう、はかなさにも惹かれるのだろうか。
子どものころは、誰かが「虹だ」と言うと窓際に行って大騒ぎした。大抵は、空の下のほうに消えかけの色が、うっすら見えているだけだったりする。それでも、青い空に浮かぶその色合いは、特別だった。
たまに、半円ではっきり見えた時は、しばらく見とれてしまう。滅多に出合えないその架け橋が、何だかとてつもなくいいことを連れてきてくれそうな気がする。
「虹の架け橋🌈」
9/22/2025, 8:25:19 AM