みりん

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私は毎日みんなから一輪の感謝の花を貰う。
それは毎日増えていき、今や花瓶は壊れそうだ。

ふと、みんな、花をくれなくなった。
すると次第に、貰った花が枯れていった。

私は悲しくなった。どうして?
どうしてくれなくなったの?

そしてみんな、私を嫌いになった。

ある日から、みんなが花をくれるようになった。
みんな、一人一人が素晴らしい花束をくれるの。

綺麗な薔薇の、花束を。

それは毎日、毎時間、毎秒増えていき、
今や私は壊れそうだ。

「花束」



私はカーネーションが好きなの。
だから私はあの人に言ったの。

花をプレゼントしてくれるなら、
カーネーションじゃなきゃやだ。

ってね。

そしたら、毎日あの人は、
カーネーションをくれるようになった。

もういらない。もう満足。
だから私はあの人に言ったの。

カーネーションはもういらない。
沢山の種類の花がある、
綺麗な花束じゃなきゃやだ。

ってね。

そしたら、あの人は、
私に飽きちゃったのかな、

綺麗な花瓶を持ってきて、
それに花を飾りだしたの。

私を見てよ。花を飾るなら、
私だけじゃなきゃやだ。

「花束」



作者のみりんです!!
私の書いた詩は全部フィクションです!もちろん!
ドキドキ文芸部くらいしか詩に触れてこなかったので、
だいぶ拙い文章ですが、許してください‪( ;ᯅ; )‬

2/9/2023, 10:10:53 AM