ふうっとついた溜息が 上へ上へと結晶になる その様は雪が降る朝の 光にも似ていた虹色の 粒はひらひらと掌の上 ナナカマドの赤い実が 雪の真白を際立たせて 鳥の囀りは讃歌となる 見上げている空は青く いつも遠くいつも側に 『たくさんの想い出』
11/19/2024, 12:01:56 AM