祈りの果てはいつもこうだ。
学校の帰り道。公園に貴方がいた。どうやら友達と喋っているようだ。僕の後ろに、クラスの何人かの男子が来る。やがて皆その公園に集まる。1人の男子が僕に言う。
「お前いるじゃねぇーかよ!行ってこいよ!ヒューヒュー!」
僕は見た。公園の先にいる彼女を。僕は男子たちに言う。
「お前らぁ!ぶっ叩くぞ!」
恥ずかしくなって、ヤケクソで言った。その時、貴方の顔色が悪くなった気がした。その時、貴方が男子に聞いていた。
「えっ2人って付き合ってるんですか?」
彼女が今にでも泣きそうな顔をしていた。僕は疑問に思った。
その時、男子が言った。
「いやまだだけど。まぁ両思いなのは確定だよな笑」
貴方の目に涙が出る。けど貴方は、それを手で拭き取り、何事にも無かったかのようにこう言った。
「お似合い、ですね…」
明らかに様子がおかしい。それでも、男子達が茶化して来て、貴方に話しかけれなかった。そして、貴方に別れを告げた。
帰っている貴方をチラッと見た。泣いている。その後、僕は
ずっと考えていた。泣いているのは何故なのか。何故だか自分に腹が立っていた。僕も知っていた。僕が彼女の事が好きと
いう噂があるのは。それでも彼女が泣いているのを見ると、
何故だかその事実を否定したくなる。
家に帰り、貴方との楽しい想い出が頭の中を巡る。巡っては、今日の出来事がフラッシュバックする。彼女の言動、行動が
蘇ってくる。僕の目を見て笑う貴方、いつも照れくさそうに話す貴方。沢山の貴方が僕の頭の中を埋める。
その時、僕は気付いた。僕の事が…"好き"だったのだと。最低だ。僕はその気持ちを知らなくて、あんな思わせぶりばかりな行動ばかりしてしまった。どれだけ貴方は今日の出来事を聞いてキツかっただろう。確かに、認める。僕は彼女の事が好きだ。これは前からそうだった。けど、貴方といるのは楽しくて面白い。これが友達としての好きなのか、恋愛としての好きなのかが分からなくなってきてしまっている。けど、僕の友達の態度は…あれなんだ…だから僕は、恋愛が向いていない。好きでもないくせにあんな態度をとってしまい、何度も期待させ
裏切った。貴方すらも裏切ってしまった。
神様、祈りの果てはこんな結果なんですか___
テーマ 祈りの果て ~彼目線~
11/14/2025, 10:40:22 AM