駄作製造機

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【冬になったら】

冬になったら、必ず思い出すことがある。

自分でもバカな別れ方をしたと思う。

12月23日。

クリスマスイブの前日。
私は彼氏を振った。

理由は、、ない。

ただ、好きと言われて何となく付き合っただけ。
気持ちが舞い上がってOKしてしまっただけ。

クズな私なりに考えた、別れの仕方。
LINEで告白されたから、LINEで別れよう。

みんなも悪いんだよ。
わーわー茶化して、私にストレスを与えて。

だから、、嫌なんだよ。友達なんて。

そのうち、付き合うのが何かわからなくなった。

目の前の彼が、気持ち悪くて、吐き気がして、視界に入れたくなくて。

でも、別れてみて気づいたこともある。

ストレスからは解放されたけれど、別れをLINEで告げた時、涙が出た。

何でだろう。
考えてもこればかりはわからない。

私には難しいかったんだ。
誰かと付き合うことが。

もう一つ、気づいたことがある。

こんな私を好きでいてくれる人は、あの人しかいなかったんじゃないかなぁって、時々思うこと。

まだまだ人生は長いけれど、私は早めに逝きたい。
世間が怖い。老いる体を見るのが怖い。

だからこそ、

私を好きになってくれた人は、あの人しかいないのでは?

頭の中がそればっかりになって、ちょっとだけ、後悔してる。

冬になると、カカオ80%ほどのビターチョコレートの様な苦い思い出が、蘇る。

※私の実話です

11/18/2023, 7:17:28 AM