3rd★LIFE

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『些細なことでも』

話したいし、分かち合いたい
けれど…
「些細なこと」かどうかは
それぞれの価値観で大きく変わる

私は完璧でなくては
家族ではいられないという
恐怖を植え付けられて育った

だから、多分
一般的に育った人より
「些細なこと」ははるかに多い

だからだ
だから生きにくい
だから
パニック障害やうつ病になりやすかった
うつ病なんてものは
正直、私が小学生の頃は認知されていなかった
そんな時代ではなかった
けれど、異常な程の保健室通いと早退
それでも
「あなたの意思が弱いからだ!甘えだ!」と
今の時代では考えられないだろうが
大人は口を揃えてそう言い放った

それを考えたとき、学んだとき
子どもの頃からうつ病だったことに
最近やっと気がついた
20代までにうつ病になったことのある人は
うつ病ではなく双極性障害の可能性がある

確かに心当たりはあるのだ
でも5分診療では今さら話が前に進まない
一度「うつ病」と診断され
大抵、うつ状態の時しか定期検診に当たらない私は
素人が判断しているだけとしか
認知されないのだ…

『些細なことでも』
話せる十分な診療時間が欲しい…
これが私の今のせつなる願いだ

9/4/2024, 9:51:29 AM