『あんなに頑張ったのにな』
どんなに頑張っても、意識させても結局私は
“妹”から上がれない。どんなに私が貴方のことを想っても貴方は気付いてくれない。
最初は貴方が付き合うって聞いてびっくりした。いっぱい走って兄のところまで行った。
私は知らない女と並んで歩く兄をみて、来た道を戻った。
家に帰ってから今日のことを振り返る。
『あーあ、必死になってバカみたい…』
思ってもいないのに涙がボロボロとこぼれる。
そんな涙を否定したくて私はもう一度立ち上がる。
『しょうがないなぁ、私が“また”お兄ちゃんに近づく悪いやつを成敗してあげる!』
狂喜と愛情、そんな気持ちが入り交じった顔
『さぁ~て、どうやって成敗しようかな?』
鼻歌を歌いながら夜の街へと歩いていく。
お題:バカみたい
3/22/2026, 10:44:50 AM