最初から決まってた/
小学生バスケクラブは弱小チーム
3年間で勝ったことなんて数えられるくらい
その時から負けスタート、
這い上がる為の人生だと決まっていた
負けることに慣れ
勝ちへの欲望は皆無
負けることが常
勝利なんて偶発的
そんな価値観で生きてきた
流れを変えようとはしてこなかった
その流れではダメなことはわかっていたが
見て見ぬふりを続け
自分に都合の良い甘ったれた言い訳を並べた
人間は強いだけが勝ちだけが正解じゃないと
それも一理あるが果たして真理だろうか
そんな自問自答を繰り返しながら
今まで色んな人間に会ってきて
今、初めてわたしの中の大きな
芯の価値観が揺さぶられている
動き出すきっかけをくれる人が現れた
ようやく手を差し伸べてくれる人が
そんな人をずっと待っていた
きっかけを、チャンスを
ここが分岐点
無下にはできない、したくない
わたしは進む
なにがあっても差し伸べてくれた手を離さない
大事に、見誤らないように、
自分自身で選択していく
こうなることは
最初から決まってたような気もする
だから待っていたんだ
苦しくとも死なずに、今日まで
8/8/2024, 6:15:31 PM