やわらかな光暗闇に取り込まれどぶ沼に足取られそれでも生きるが運命であり人生だそう思っていた。やわらかな光が私を取り囲む真の生だと、語り掛ける。光の正体も、光の理も。何一つ導き出せないが、それが信の幸だと思い知らされる。目が覚めて、暗闇を知る。日常が地獄だと知る。あのやわらかな光。それを得た時は幸せで。知り得た時は残酷なんだ――
10/16/2024, 10:58:37 AM