家に遊びに行った時、「この部屋さ、何かあると思うんだ」と、声をひそめて言ってくる。「時々、電気がふっと消えたり、ついたりするし、夜中にカタッて音がしたりする」。
「怖くない?」と聞いてくるので、「あんまりそういうの感じないから大丈夫かも」と言うと、「まあ、気にしないから、住んでるんだけどさ」と、少し大きく目を見開いて平気そうにしてみせる。
そんなことを話していたら、急にパチンと明かりが消えた。「ひゃぁー」と変な悲鳴が聞こえる。「ね、ほらー、そうだ」とまた目を見開いてこちらを見てくる。
きっと、蛍光灯が切れたのだろう。でも、しきりに「ほらね、ね?」と何度も言っている。まあ、そんなところが面白くていいんだけど。
「怖がり」
3/17/2026, 9:31:13 AM