NoName

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#耳を澄ますと

―――

嗚呼、どうか永遠に

小鳥すらも魅了するような
君の音色が好きだった

そのまま目を閉じれば、心地良い夢が巡ってきた

そう、長く聴いてきた身でも再現できないほど
それは君の音だった

一時、夢かとも思った
だが違う、その音は確かに存在していた

嗚呼、あの初めての時のように
風を伝って来てくれよ

君の音色のない日々は
あまりに静かで、寝つきが悪い

5/4/2026, 10:21:07 AM