おやおや?玄関を開けると、朝に掃除した落ち葉の袋がない。回りを見ると、裏庭に向かって一本の【落ち葉の道】が続いている。犯人は誰だと、こっそり覗くと知らない双子がいた。
「落ち葉の山は小さくなったけど、美味しい焼き芋できるかなぁ?」
「かなぁ?」
「芋の準備は万端か?」
「それはもちろん万端じゃ!」
竹籠のさつまいもを掲げる謎の双子、何処から取り出したか手にはマッチの箱、掛け声高らかに
「「いざ、着火!」」
「ちょっと待たんかい!?ここうちの敷地!」
思わず上げた声に驚いたか、その双子ビヤッと声上げ、耳と尻尾を露にして腰抜かすのだった。
…もしかして、君達はうちの狛犬さま?
っ的なほのぼのストーリーを検索してる。
落ち葉の道(11/26)
11/26/2025, 5:54:03 AM