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深い世界に入る衝撃とともに、音が濁る。
美しい泡の呼吸が、
私に驚いて現れる姿が、
水光を反射し煌めく光が、
私の世界に不快感と諦めと美しさを積もらせる。
呼吸は、苦しくない。
上の方が、もっと息苦しいからでしょう。
一面に広がる蒼が私を深くへと誘う。
深く。もっと深く。
ここには美しい鰭も、きらめく鱗も必要ない。
そこに、生命の息づく気配は聞こえない。
ふと、上を向く。
上に行くにつれ、碧に変わる水の色を、
虹を微かに含んだ光粒を、
この瞳にちゃんと写す。
あぁ、なんて美しいのでしょうか。
上に、戻ってみたくなってしまいましたね。
「海の底」ўциа
1/20/2026, 10:18:10 AM