題 まだ知らない君
知らなかった、君が悩んでること。
いつも笑顔だから分かりようがなかった。
いつも人のことを優先して考えているから、その心の奥底までは見てなかった。
いつも控え目で意見を言わないから、優しいから、君といると心地いいから、明るいから、癒しだから、君が悩んでるなんて知らなかった。
…少し考えれば分かるのに。
君が人を優先してる分、君は君を優先してないんだ。
人の苦しみや痛みや悲しみを受け取る分、君はいつも傷ついている。
体は傷ついていないとしてもね。
君が意見を言わない分、笑顔で飲み込んでる分、みんなの空気は悪くならないけど、きみの体の中の空気は淀んでるよね。
君だって言いたいことがあって、やりたいことがあって、通したいことがあるはずだ。
だけど、君は自分の中に淀んだ空気を循環させてしまう。
皆には綺麗な空気を提供して。
君はそのままで素晴らしいのに、君の意見存在そのものが本当に価値があるのに、君はそのことに気づかずに、皆のことを気にしてしまうんだね。
優しい君。
優しすぎるからその淀みにやられてしまうのかもしれない。
それに気づいた時はもう限界を迎えているのかも知らない。
僕はどんな君でも大好きだよ。
ワガママ言っても、こうしたいって言っても、こうしたくないって言っても、泣き叫んでも、拒否しても、否定しても、笑顔でいても、嫌味言ってても、馬鹿笑いしてても
どんな君でも大好きだよ。
君の価値は1ミリも揺るがない。未来永劫。
だから、そのままでいて。
やりたくない事だって言って、我慢しないで。
もし誰かが君を否定しても、僕は肯定する。
何度でも何度でも肯定する。
君がもう肯定しないでいいってば、って言いたくなるまで、しつこく肯定する。
どうして?
だって君が大切だから。
君の心の健康が僕には1番大切だから。
君が心から笑顔でいることが、僕には1番大切だから。
偽りの笑顔じゃなくてね。
僕の言葉が君に少しだけでも届いたら嬉しい。
僕の気持ちが誰かの心に欠片でも届いたら本当に嬉しいな。
ここに君を思う僕がいること、忘れないでね。
1/30/2025, 2:06:36 PM