星が降る真夜中、というより夜中に僕は家に急いで帰っていた。
まさか、こんなに夜遅くになるなんて思ってなかった。生徒会兼軽音楽部に入っている僕は明日までに会長に提出のプリント記入と部活のスコアの編曲をしていたところいつの間にか10時をまわっていた。
「意外に高校生って大変やなぁ」とふと呟く。
もちろん、会社員の人や大学生も大変だろう。
だけど、中学上がりの僕からすると忙しさは桁違いに感じる。
ふと、夜空を見上げると星が綺麗に輝いていた。
それを見て
「編曲、もっとキラキラしたかっこいい感じの雰囲気にしよ」
いいインスピレーションが貰えた。
遅くなることを連絡してなかったから、急いで帰っていたのに星を眺めて考え事をしながら帰っていた為か思ったより遅くなり母に怒られたのは僕が帰ってからの話。
5/18/2024, 6:27:58 AM