調整で救助用のヘリコプターに乗り、上陸すると身体に独特な浮遊感がくる。
視界はビル群。それを抜けるとどこまでも続く青い空が広がった。
「やっぱりこの空が好きだな……」
俺はこの機会を仕事で得ることが出来たが、恋人はそうじゃない。
いつか、お金を貯めるだけ貯めて、ヘリコプターをチャーターして、いつか恋人にこの空を見せたい。
俺の中に新しい目標が出来た。
まだまだ仕事が頑張れそうだ。
おわり
一六〇、どこまでも続く青い空
10/23/2024, 11:47:13 AM