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灰色の世界、肌を霞める冷たさ。
自分にとってこの世界は氷河期そのもので、あまりにもつまらないものだった。
毎日毎日同じ事を繰り返し続けるのは苦痛でしかなくて。
そんな時視界に入ったその人は眩い光を放っていたような気がした。
自分の中で何かが弾けるような、心拍がドンドン上がっていく感覚についていけなかった。
気付けば君をずっと見つめていた、側に居たいなんて欲は出さないが遠くからでも見れるだけで幸せだった。
君のためならなんだって出来る気がした。
ポカポカと温かな感覚が自分の中で溢れて弾ける。

「アイドル」の君は誰よりも太陽に近い笑顔だった。
君の笑顔は紛れもなく【快晴】そのものだった。

4/13/2024, 6:05:40 PM