以前作った私の「器」は、今どうなっているのか。
それを明日、やっと見られるとの連絡が入り、すでに心はワクワクと弾んでいる。
土をこね上げて、指を滑らせて。
ところどころが一部うねりながらも、どうにか満足のいく見た目には出来た。
模様を足した後で担当の職人さんに預けて終わり、そこから先の姿となると、もう自分たち素人では分からない。
ただ、最後にカタチを整えた段階のものと比べると、焼き上がった完成品たちはそれぞれが様々な色味へと変化するらしい。
友人たちと体験前の説明を受けていた時から、この作品が一体どんな色に変わって届くのか、それが私は何よりも楽しみだったのだ。
誰かと似た色がついたのか、それともまったく異なる別の光沢を放つのか。
ああ早く、この手に取って見てみたいな!
【胸が高鳴る】
3/19/2024, 2:45:39 PM