「今日にさよなら」
平凡な日々を見る退屈な僕
外の世界は目まぐるしく変わっていく
窓から見る景色は変わらないのに空気も温度も音も人も何もかも昨日と同じだったことはない
うすら寒い外から窓を隔てた僕の部屋は昨日と変わらない
僕は?
僕も変わらない
部屋に埃が積もる 僕はまた1日歳を取る
心は 頭の中は ずっと前に立ち止まっているのに
僕を置いて世界は進んでいく
僕を置いて僕の身体は老いていく
時間感覚も狂って 今日が何日かも分からない それでも時間が過ぎていくのだけは痛いほど肌で感じることができた
僕は変わらない
それでも僕は変わっていく
知らない世界の 知らない僕へと 変わっていく
窓の外は糸のように細い月が冷たく光っていた 明日の月は消えるのだろうか それとも太ってゆくのだろうか
平凡で退屈な今日にさようなら
明日もまた知らない僕と知らない世界に怯えるんだろう
2/18/2026, 1:31:19 PM