『美しい』
日常生活においてあまり使われることのない単語だと思う。綺麗や可愛いと言うことはあっても、美しいとは口にしない。人に対して特に。
絵や写真 文章に景色 メロディーに歌声 ジュエリーに光etc. 美しいと思うものは割とある。けれどあまり声には出さない。
思うに、自分にとってその言葉は特別なものなのだ。簡単に用いるものではなくて、心を動かされたとか奪われたとか そういった時に思わず零れ落ちてしまうように。言い換えたら感情の欠片なのかもしれない。
だから、その特別を自分だけのものに留めておきたくて 寧ろ声も出なくて使わない語句なのかと思い当たった。
美しいものは大切に仕舞いこんでおきたい。そう考えているのかもしれない。
(君の美しさを知っているのは自分だけでいい)
1/16/2024, 2:17:22 PM