明日にはいない人

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最近、私の尊敬する方々(作家や学者など)が同じことを言っていることに気づいた。

「好き嫌いは無いです」

これは、何かをするときに好き嫌いで判断してはいけないということだ。無論、食べ物に関してもだ。

アレルギーだったり何かしら理由があるのなら仕方ないが、好き嫌いを理由に食べるのをやめたり何かをすることを諦めたりするなという事だ。

好き嫌いなんて誰にだってあるだろう。私だって甲殻類の匂いが嫌いだし辛い食べ物も食べれないし勉強も嫌いだ。

もちろん、嫌いなものを無理に食べろと言ってるわけでも、嫌いなことをやれといっているわけでもない。(と思う)

好き嫌いを理由にチャンスを逃すなと言っているのだと私は解釈している。

例えば、嫌いな食べ物に関して。
多くの好き嫌いは食わず嫌いだ。そしてそれらはちゃんと調理されたものを食べて改善することが多いらしい。私の場合は甲殻類の生臭さが苦手なのだが、高級料理だったら生臭くなくて食べられるかもしれない。だから、高級料理店に行く機会があったら食べてみる、、とかだ。

他の場合でも同じことで、「嫌いだから」を理由にしていると貴重な経験を無下にするかもしれないのだ。

なぜ自分がそれを嫌いなのか理由を今一度考えてみると良いかもしれない。

今回はこれを読んでいる人たちになにか伝えたいことがあるわけじゃない。ただ自分自身がいかに「嫌い」を理由に色々なことから逃げてきたのかを自覚したのだ。

尊敬する方々の言葉は、自分の人生の教訓となる。だから、私もいつか誰かに聞かれるとき「好き嫌いは無いです」と答えられるようになりたい。

6/12/2024, 11:28:25 AM