これまでずっと
最期の言葉を聞かなかったことが正しかったのか
ずっと自問自答している
その時は目の前で亡くなるのを見るのが初めてで怖かったのと
過去を許せていない自分がいた
結局伝える力ももう残っていなかったのだが
私はベッドのそばに行かなかった
いったい何を伝えたかったのか
それを知る術はもう無い
誰も何も言わないけど
自分で自分を
なんて小さい人間なのか
なんて冷たい人間なのかと
それでも私の心は私が守るしかないのである
これまでずっと思ってきたことは
きっとこれから先もずっと思い続けるのだろう
7/12/2024, 7:02:27 PM