朱堂悠

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「空が泣く」なんて感じてしまう時があるのは何故だろうか。
普段はただ「雨が降る」としか思わないのに。

それは主観的な事情の積み重ねに他ならないと思う。
自身に悲しいこと、苦しいことが起きた時に
雨が降れば、「空が泣く」と表現したくなる。

しかし、同じ「雨が降る」という事象であっても
望み尽くして待ち焦がれた雨であった場合には
「恵みの雨」なんて言葉が出てくる。
要は自分の思い込みひとつで良いものにも
悪いものにも見えてくるのである。

ほら、そこに嫌いなものが落ちているよ。
それを好きなものに変えることはできないだろうか。

9/16/2024, 4:04:07 PM