No.1 【モノクロ】※3つお話あります。
(3つとも別々です)
モノクロみたいに
目の前が
見えなくなってしまう
かもしれない。
私達人間はそう。
貴方は今、
辛いかもしれない。
自分も辛いかもしれない。
他の方も辛いかもしれない。
でも、それを頑張って、
超えた先には、
貴方にとって
私にとって
皆様にとって
幸せな事があるかも
しれません。
No.2
とある人に、
一生離れてくれない刃が
突き刺さったままで
いつしか、
モノクロのように
真っ黒で真っ白で
目の前が見えなくなって
下を向いている日々。
何も言えない、
言いたくない。
行きたくない、
どこも行きたくない。
誰とも話したくない、
1人がいい。
もう、死にたい。
いつもそう思う自分が嫌。
でも、貴方に手を差し伸べてくれて
自分の世界に
彩ったかのように
貴方だけが光のような
太陽のような
眩しい人が視界に入る。
嗚呼、救われた感覚って
こう言う感じなんだ。
No.3
怖い。
暗い。
「ここは、どこ?」
視界がモノクロのように
真っ白で真っ黒で
不安になる色。
その中で足跡が聞こえて、
その方向に振り向く。
「だれ?、、」
姿が真っ黒で
顔も
表情も、
全て
何も見えない。
「ただの、通すがりのお兄さんと思って構わないさ。」
そう言いながら、
”お兄さん”が近付いてくる。
その声色は、
優しそうで、
まるで太陽のような
そんな声色。
自分は、看護師さんとしか
ほとんど話していない為、
看護師さん以外と
話すのは久しぶり。
少し緊張するが、
恐る恐る言う。
「お、お兄さん、ごめんなさい
見えなくて表情が分からないんですけど、」
”お兄さん”は
困ったような仕草になる。
「確か、名前は○○だよね?」
名前を知っていて、
驚くが、小さく頷く。
「きっと治るよ
頑張ってね。」
自分の病を
知っているのか、
”お兄さん”は
そう声を掛けてくれた。
「ありがとうございます。
何だか、気持ちが軽くなった、
気がします。」
嗚呼、そうか。
ここは精神病院だ。
あの”お兄さん”は、
お医者さん。
モノクロのように
目の前が見えないのは
自分の病。
そして、自分の病は――。
9/29/2025, 1:02:42 PM