ラララ私とあの子の2人しかいない音楽室。あの子は未だにピアノを弾きながら歌っている。「らんらんら〜!ららら、らーん!」「…何の曲?」あまりにもはちゃめちゃで愉快な音だったからつい聞いてしまった。するとあの子は手を止めずに返事をする。「たった今自分で作った曲!好きなように弾いてるだけ!」…気楽で好き勝手なあの子に少し腹が立っている所もあるが、完璧主義な私とは全く違う、自由な世界にいるあの子が羨ましいと思っているもあった。
3/7/2025, 7:10:12 PM