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こんな夢をみた。

蔓が延々と伸びている、暗い森の中を裸足でひたすらに歩いていた。

10分経ったか、1時間経ったか。

ひたすら、ひたすら歩いていた。

何かを探していたのか、それとも何かから逃げていたのか。

わからないまま歩き続けた先に白い小さな家があった。

現実ではとても見かけないような、真っ赤なドア。小さな窓。

窓の向こうでは何かが蠢いている。

(覗いてはいけない)

本能がそう囁いていた。

そういえば、いつか読んだ本にそういう話があったな。

きっと覗いた瞬間に夢が醒めるのだろう。

窓の中をそおっと覗く。

夢は醒めない。

あれ、なんだかデジャヴ…?



こんな夢をみた。


蔓が延々と伸びている、暗い森の中を裸足でひたすらに歩いていた。

10分経ったか、1時間経ったか。

ひたすら、ひたすら歩いていた。


1/23/2023, 12:28:32 PM