好きな本があった。
もう今はあるかどうかなんて、わからないけど。
幼稚園の頃、お気に入りだった本がある。
伝記だった。
内容は、大体50歳ぐらいのおじさんが遊園地を復興させる話だったと思う。
当時私は遊園地に漠然な何かを抱いていた。
それはただの好きじゃなくて、なんというか その
…恐ろしかった。
どうしてこんなものがあるのだろうと、当時の私は本当に困惑していた。
…どうしてこんなわざわざ危ないものを…?
当時の私はスリルという言葉を知らなかったのだ。
…でも私にとって遊園地は、本当に、本当に、どんなものよりも、
本当に 楽しかったと思う。
それから10年後。
私は遊園地のキャストになっていた。
家から職場は遠いし、上司には毎回怒鳴られるし、
いいことなんて本当になかったけど
子供たちとか、お客様を喜ばせるのはなんだかんだ楽しかった。
…そんなこんなで私は50歳になってしまった。
今は何をやっているのかと言うと___
__遊園地の園長である。
奇しくもあの伝記とおなじようになっていた。
本当人生って意味がわからないと心の底から思う。
今に思えば、私はあの人に憧れていたのかもしれない。
どんなときでも自分を見失わない強さ
仲間を心から思い、導く賢さ___
…伝記を書いてみようか。
もしかしたら、同業者が出てくるかもしれないな。
という存在しない記憶!!!!!(・∀・)(人 •͈ᴗ•͈)( ╹▽╹ )(◍•ᴗ•◍)(*´ω`*)(≧▽≦)<( ̄︶ ̄)>(☆▽☆)
6/15/2024, 2:48:49 PM