夏休みに幼稚園からの親友と東京に遊びに行った。
会ったときは空はまだ明るくて青かったのに、いつの間にか真っ暗になっていた。
時計を見ると19:30。そろそろ帰ろうと電車に乗り、くだらない話をする。あっという間に最寄り駅。空の黒さと夜の駅の雰囲気が別れの時を告げていた。夏休みが終わって学校が始まると、またしばらくは会えなくなってしまう。家は近いけれど、予定が合わずに中々会うことが出来ない。親友が名残惜しそうに「次はいつ会えるかな?」と言っている。それがなんだか、愛おしくて、寂しくて…
残り少ない時間を噛み締めながら帰路に着いた。
9/6/2024, 3:46:57 PM