君の奏でる音楽
人の一人ひとりはアリアだ。
家族だと室内楽のようだし、大きな集団だとフルオケみたいだ。
だから調和して晴明に鳴り渡るとき感動が起こる。
世界はまさに鳴っている。いろいろな響きで。
どんな響きを自分の傍らに置きたいか、自分はどんなアリアをうたいたいか、みんなでどんな交響楽を鳴らしたいか、考えてみる…なんてことを世界中の一人ひとりが皆やれば、一日で世界は変わるだろう。…けど、人は皆さまざまだし、それは尊重されなければならないし、必要なことは守られなければならない。
響きはちゃんとある。足りなくなどならないし、消えたりしないから手遅れになどならない。だからこそ、君は君をうたいあげろ。自分自身の響きを深く探して見つけて、君にしか奏し得ないアリアであれ。存在の組曲が美しく顕れてくる。
8/13/2024, 5:00:42 AM