夜空を駆ける無数の光。身を削っては離れ離れになりながら、ただ燃え尽きるまで闇を照らし続ける。ひと時の輝きを放った後に降る星のかけら達は、手をどれだけ伸ばしても届かない場所から旅をして来る。きっとそれは想像もつかないほど果てしなく途方もない長い長い旅。一体どんな景色を見て、どんな道を辿って来たのだろう。この地に降り立ったかけら達にはそんな記憶が詰まっているのかな。『星のかけら』
1/10/2025, 8:18:02 AM