君と一緒ならばどこまでも。はるか昔、どこかで聞き齧った歯の浮くような台詞である。否、今ではそれがあまりにも心に染みるようになった。「んっ……ぅ」胡座をかく自分の上に無理矢理座らせて、突き刺すようにして身体を重ねる。お前はもう、どこにも逃げられない。暗に身体にそれを分からせているのだ。君がどんな場所に行こうが逃げようが隠れようが、必ず探し出す。自分無しでは生きられない身体にしてやろうな。腰を掴んで再度緩く打ち付けてやった。
1/6/2025, 11:47:58 PM