「光と霧の狭間で」
キミが満面の笑みで、走り去っていく
海の音は、思い出すのに
君の笑顔は、思い出すのに…
「もう、充分だよ」
「もう、充分、幸せなんだ。」
キミに、いつか届かなくても、良い
時が経つ事を、実感していく
そう、薄れていく
光が眩しくて、霧は白くなるから
迷子なんだよ
キミに、恋をした日が
キミに、恋をした僕が、遠ざかっていく…。
遠ざかっていく、ふたりを
今は、ただ、ただ
いつかの西暦か、年齢頃かに
ぼやけながら、ふたりは漂っている
今、僕の中で。
10/18/2025, 1:03:36 PM