また会いましょう君はそう言って僕の答えも聞かず去っていった。ドラマのような冬や春の別れの季節のようなものでもなく。ただ、ただ暑い夏の日だった僕達はただの知り合い、それこそ同じ時間同じ場所でたまにすれ違う通行人でしかなかったでもあの日から嘘のように君とは会わなくなったあの言葉は嘘だったんだろうか…あの時、いやあの何回かのすれ違いの中で「友達になりませんか?」その一言で僕の中の感情に名前がつけられたかもしれないのに。
11/14/2024, 2:00:36 AM