目が覚めるとそこは夢にまで見た世界だった。妄想だけで済ませていたのが叶ったのだ。あぁ、愛おしいほどに待っていたよ。みーちゃん。君とお話がしたくてしてしょうがなかった。"やっと話せるね。"と言ったが、彼女は………"早く夢から覚めて皆が悲しむよ"そう言われてはっとなって体を見た。俺の体は透けていたのだ。あれ?なんで俺が見えるんだ?そっか、横断歩道で轢かれたんだ。じゃあ、これは夢か。な~んだ。残念。
7/10/2024, 10:31:11 AM