太陽の光を反射して宝石のように輝く海、鼻にツンとくる磯の香り。私は、その全てが大嫌いだ。あれは、私が小学生の頃。友達と海に来ていた私は、足を滑らして波にさらわれていった…この季節になると、毎年友達がここにきて悲しい顔をする。そんな、顔をしないで。私は、ここにいるよ。私の声は届かない…だから、私は海が大嫌いだ。私の記憶の海は、友達を悲しませるものしかないから。だから、大嫌いなんだ…
5/13/2025, 9:17:00 PM