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1日の始まりはいつも真っ白だった
過去を振り返り、そう思う
何も書かれていない白い紙のように
眩しいほどに自分に照らされる白色の舞台の照明のように
朝目を覚ます度、僕の記憶も感情も何もかもが失くなる
だけど、僕に都合のいい記憶は比較的覚えている
例えば、昨日勉強していた教科の内容やテストの点数
どうしてそんなしょうもないことを覚えているのか
そんなことより大事な記憶はもっとたくさんあるのに
友達と過ごした時間の記憶
楽しかった、苦しかった時の記憶
僕が大切にしていた時間の記憶
そんな記憶を残してほしい
こんなことを望んでも叶うはずはないのだけれど、
今の状況から一刻も早く逃れたくて必死で祈ってる

10/20/2022, 12:21:19 PM