海月

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夢見る少女のように


夢見ている
いつの日か王子様が迎えに来て
とびきり優しいキスで目覚める朝を

みんなはときどき
そんな人いないと
わたしをなじるけど
わたしはずっと夢見ていた

どうしても

ひとりが辛い夜がある
温もりが欲しい日だってある
月のない夜のことを
知らないくらいにお姫様じゃない
そんなにわたしはいつまでも子供じゃない
王子様はわたしが見つけたっていい

夢見る少女のままで
おとなになっていくこと
後悔してないから

6/7/2025, 1:47:02 PM